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クラシックTT:過去と現在が出会う場所

マン島に登場したトライアンフのレーシングアイコン

今年も開催されたクラシックTT、詰めかけたレースファンを出迎えたのは、トライアンフが展示した歴史的名車たちでした。

1946年にアーニー・ライオンズ がシニア・マンクス・グランプリで勝利を収めたときのマシン、1946年製プロトタイプT100GPがマン島に戻ってきました。このマシンが、トライアンフの展示車両の中で最古のバイクでした。

モダンなレースマシンを見たいというファンのためには、2019年からMoto2の独占エンジンサプライヤーとなったトライアンフの新しいMoto2プロトタイプマシンが披露されました。

8月17日から30日までの期間、見学自由の「フェスティバル・オブ・モーターサイクル」には、トライアンフのコレクターであるディック・シェパード氏のコレクションから厳選された名車たちが勢揃いしました。この期間限定の展示場は、1946年から2019年まで70年以上に渡って様々なプロトタイプを製造してきたトライアンフの歴史を垣間見せてくれました。

展示の目玉となったのは、バディ・エルモアのプロトタイプタイガーです。1966年、デイトナ200に参戦したエルモアは46番グリッドからスタートしたにも関わらず見事優勝し、「デイトナ」というモデル誕生のきっかけを作りました。今も語り継がれる名レースです。

有名なレーシングアイコンとして、パーシー・テイトのトライアンフも展示されました。1967年、プロダクション500 TTレースで優勝したマシンです。

時代を現代まで進めましょう。8月30日には、モーターサイクルプレゼンターのスティーブ・パリッシュが「クラシック・レーサー・ラップ・オブ・オナー」に登場し、Moto2マシンでマウンテンコースを疾走しました。彼が、2017年に1947年製グランプリトライアンフと新型スラクストンRの走りを披露した際の興奮が蘇りました(写真)。

ディック・シェパード氏のコレクションの多くはトライアンフ・ファクトリー・ビジター・エクスペリエンスでも見学できます。シェパード氏はこう話します。「トライアンフが歩んできた歴史を目の当たりにすると、その奥深さに圧倒されそうになります」

「トライアンフはバイクレースの伝統を受け継いできた会社であり、Moto2マシンの新設計エンジンを見れば、トライアンフがその歩みを止めようとしていないことがはっきりと伝わってきます」

マン島まで行くのはちょっとという方は、トライアンフ・ファクトリー・ビジター・エクスペリエンスに是非お越しください。往年の名車や映画に登場したマシンが皆様をお待ちしております。『ジュラシックワールド』でクリス・プラットが乗ったボンネビルをはじめ、『大脱走』でスティーブ・マックイーンが駆ったトライアンフTR6「デザートスレッド」などをご覧いただけます。