McQueen's Speed Twin at auction

マックイーンのスピードツインがラスベガスにて高額落札

レジェンドの愛車がオークションの目玉に

バイク界の常識を覆したモデルとして知られているスピードツイン。かつてスティーブ・マックイーンが所有していたスピードツインがこのたびオークションに出品され、同モデルに対するこれまでの落札額を大幅に上回る価格で落札されました。

ヘッダーイメージ:エースクラシックス

マックイーンの愛車として現存しているバイクは数台しかありませんが、そのうちの1台が、この1938年製トライアンフ500cc 5Tです。このバイクをレストアしたのは、マックイーンの友人であり、共にインターナショナル・シックス・デイズ・トライアル(ISDT)に参加したバド・イーキンスでした。おかげで今も当時のスピードツインの姿を目にすることができます。このバイクが前回出品されたのは1984年、ラスベガスのインペリアルパレスで開催されたスティーブ・マックイーン・エステート・オークションでしたが、最近ラスベガスに戻され、今年1月24日のオークションに出品されました。

写真提供:ボナムズ

ラスベガスのモーターサイクルオークションに出品されたこのバイクのデカールにはハリウッドに住んでいたイーキンスの住所が記載され、マックイーンの娘テリーと息子チャドの署名入り証明書が付属、ボン・ダッチに由来するものであるとされるピンストライプが入っています。落札予想価格は55000〜65000ドルでしたが、最終的には175,500ドル(133,550ポンド)で落札され、スピードツインの落札価格としては過去最高額となりました。

極限まで攻めるライディング

映画の有名なジャンプシーンからも分かるように、スティーブ・マックイーンはトライアンフの大ファンでした。極限まで攻めるライディングのお手本とされたマックイーンとイーキンス。イーキンスは砂漠レースで優勝を重ねたたことでも知られ、マックイーンは1964年のISDTに参加したもののクラッシュでリタイアしたことが語り継がれています。二人ともオフロードモータースポーツ栄誉の殿堂入りを果たしています。幸い、彼らが個人でコレクションしていたトライアンフは問題なくライディングを楽しめるようにメンテナンスが行き届いていました。それは、オークションに出品された500cc 5Tの完璧な姿からも一目瞭然です。

ビンテージバイクは投資対象としても最適ですが、マックイーンの伝説を宿すこのスピードツインはとりわけ価値ある投資といえるでしょう。スピードツインとマックイーンに関しては下の記事もご覧ください。